【30年続く、繁盛店を目指して】
1,コロナ禍で売り上げを落としている経営者の方へ
新型コロナウィルスが発見されて1年以上の月日が流れました。
去年の今頃はまだそれほど深刻な事態とは取られていなかった状況だとは思います。しかし、緊急事態宣言が発令され、営業時間短縮が要請されるなど、飲食業界を取り巻く環境は厳しいと言わざるをえません。
しかし、いつまでも「コロナ」「コロナ」と言っているわけにもいきませんし、このような状況にあっても売り上げを伸ばしている経営者の方がいらっしゃるのも事実です。
1)売上を伸ばす為にできることを考える
コロナ禍の影響で売り上げが落ち込んでしまっている経営者の方、「時間」は増えていませんか?
朝から晩まで、毎日忙しくオペレーションに追われていた時期とは違って、今は比較的お時間が取れるのではないでしょうか?
「暇だ、暇だ、どうしよう。もう、店を閉めようか・・・」
そんなことばかり考えていませんか?
お店を閉めてしまうのはもう少し後にして、「コロナ禍にあって売上を伸ばすために」何ができるか考えてみませんか?
「コロナ禍にあって、時間が増えた」方は多いと思います。
通勤時間が無くなれば、単純に1日あたりの時間が1時間や2時間増えたかもしれませんし、休日に外出も控えるようになっていれば、在宅での時間も増えたことでしょう。その増えた時間を情報収集にあてたり、勉強にあてたり、趣味にあてたり、使い方はそれぞれだと思います。
「売上アップの為に情報収集されている方」へ
この半年、情報収集に時間を割いて、色々考えてできることからやってきたけど、思うように効果が上がっていない経営者の方、多いのではないでしょうか。
思うように効果が出ない方には共通点があります。
実は、勉強熱心なあまり、多くの情報を集めて吸収できない、実行できない・・・と情報に溺れている状況に陥りがちです。
多くの情報を集め、様々な事態に備えることは素晴らしことです。経営者として引き出しの数は大いに越したことはありませんし、情報はいくら持っていても重くもないし、邪魔なものでもありません。
大切なことは、これら多くの情報を必要な時に、必要なモノを手に入れて、十分に活用するという事です。
仕入れた情報は、まず整理することから始めてみましょう。
「消化」していく必要はありません。
いつでも取り出して、必要な時に使える状態にしておくということです。
これが出来ていない状況が、溢れかえる情報に溺れて身動きが取れない状況です。「整理」をすることで、状況に応じて必要な知識を引き出して、その都度その都度、最善と考えられるものから実行していくということです。
仕入れた情報の中で、必要に応じてピックアップしたものを実践することで、自分の経験値が付加されていきます。そうしていくことで、情報がアップデートされ精度も上がっていきます。
熱心にあれもこれもとやってみると、全てが中途半端に終わりがちです。どんなに素晴らしい取組であったとしても、中途半端に終わってしまってはなかなか効果も見込めず、貧乏暇なしの状態になってしまいます。
まずは、「情報整理」をしてましょう。
2)「情報を整理する」
数多くの情報を整理する棚の作り方は色々と考えられますが、
「売上直結」を念頭において整理してみると・・・
既にあなたのお店のファンになってくださっている方へのアプローチが重要です。
あと1杯、もう1皿を注文してもらうにはどうするか?という観点です。
①商品・サービス購入率を上げる為の販促方法
②入店率を上げる販促方法
③購入点数を増やす販促方法
④単価を上げる販促方法
⑤来店間隔、タイミングを早める販促方法
⑥一定期間の来店回数を早める販促方法
⑦新規客を増やす販促方法
まずはこれらを整理してみてください、皆さん既に色々な経験をされているはずですから、引き出しの数は多いはずですが「整理されていない」かもしれません。
また、新しい情報があるからといって闇雲に飛びつくのも、ちょっと待ってください。最新の情報があなたのお店に適合するか否かは別問題です。既にもっているノウハウを1つ1つ丁寧に実践して、行動して検証しながら売上アップを図りましょう。
昔からある方法が、なぜ今でも継承されているのか?
簡単です、効果があるからです。
「そんなこと知ってるけど、実際やったことはないな」
ということは、まず行動してみることです。あなたの引き出しには、どんな販促方法が収納してありますか?
売上の源泉は、基本的に行動量です。
やれば上がるし、やらなければ下がる。
まずは、やれることからやってみましょう。
グランドオープンしたからには、30年は続けてもらいます
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繁盛店開業支援マイスター、横浜の行政書士丸山